DELTA ESPORTS

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2019.10.21

DELTA

クラン存続の難しさ

eスポーツの盛り上がりがますます膨れ上がる様相を見せている今日この頃。

そして、その過程のなかでたくさんのクランやチームが生まれています。

しかし、そのなかでも、順調に成長しているのは、きっと多くはないと思われます。

クランと言っても、いろいろな形があるので一概には言えませんが、それでも一度は、そのゲームの中で上位を目指して、頑張ってきたゲーマーがほとんどだと思います。

「ホントにお互いが楽しめればいい」というクランならば、さほど息めいてゲームに没頭したり、熱くなることはないのかもしれませんが、僕らのように上位を目指すクランには、クランのなかでしっかりとした決め事も必要ですし、支援してもらえるスポンサーも必要になってきます。

クラン自体、「今からクランつくりまーす!✊」と宣言すれば、質や人数は別としても、すぐにつくれます。

しかし、この作ったクランを存続していくことは、並大抵な努力では、続けていくことは出来ません。

これだけ、今、世間を騒がせているeスポーツで、華やかなイメージが強いと思われがちですが、いざ、この世界で生き残っていくには、様々な努力が必要です。

クランづくりは会社づくりと変わらな

しかし、会社づくりは、ある程度、人生経験を積んだ「大人たち」が組織を作るのに対して、クランづくりは、青春を謳歌しようとしている、あるいはしている「若者たち」が組織をつくろうとしているので、”クランづくり”のほうが難しいかもしれません。

”クランづくり”は、前例があまりないので、お互いの知恵を出し合いながら、作っていく方がいいのだと思います。

クランは、スポンサーや資金が絡まないうちは、クラン内の選手同士の問題がほとんどなので、さほど存続しなくても問題はありませんが、スポンサーや資金調達した後ととなると、そのリスクは、会社組織と全く変わりありません。

特に有名になればなるほど、強くなればなるほど、そのリスクは大きくなります。

有名なクランになると、タレント並みの人気がありますから、仮に社会的制裁を受けるようなことを起こすと、通常の会社よりも、風当たりが強くなってしまう可能性が高くなります。

プロの”クラン活動”は、学校の”クラブ活動”ではない

僕らクランは、10月にプロチームとして、宣言してスタートしました。

しかし、選手は、まだ10代が中心で、学校に通いながら、”クラブ活動”ならず、”クラン活動”をしているのです。

しかも、プロとして。

オンライン上になると、人の目もあまり気にならない環境になりますが、実際には、何百、何千人の目に見えない多くの人々にさらされているのです。

簡単にSNSに投稿したり、汚い言動で相手を傷つけたり。

こうした全てが、多くの人にさらされているのです。

こうして私たちが書いているブログも同じで、慎重に言葉は選んで書く意識はしていますが…💦

リアルスポーツの若い選手が、プロの自覚が早いのは、目の当たりにして、多くの記者のインタビューやTVでの露出によるところもあるのかもしれません。

しかし、eスポーツ選手だって、将来、大きな大会が開催されるようになれば、いきなりスター扱いされることもあると思います。

そのときになってから、プロ意識をもっても、それまでの言動や行動は、SNSなどでオンライン上さらされていますから、間に合わないのです。

プロらしからぬ態度や言動は、必ずや批判の的になります。

僕らDELTAも、例外ではなく、これまでも他のメンバーやファンの皆様から注意を受けることがありました。

SNS、特にTwitterは、匿名性が高いので、それにかこつけて弱い人を攻撃したり、汚い言動で相手を責めたりしても、罪の意識は薄くなるのだろうと思います。

これから、僕らチームのメンバーを含め、eスポーツ選手を目指す方は、常日頃から、そういうところから、意識しておく必要があります。

クランをプロチームとして継続していくには、ファンの皆様に愛され、憧れ続けられる存在にならなくてはいけないと思います。

僕らDELTAも、再度自分たちの行動から見直し、皆様に応援してもらえるクランづくりを考えていきたいと思います。

株式会社 愛和株式会社エルビーホールディングス株式会社イング(Quval)クラーク記念国際高等学校デザイン&テクノロジー専門学校 福岡校デザイン&テクノロジー専門学校 札幌校株式会社リフォルローズガーデンM.K(医療法人翌檜会)GZキャピタル株式会社
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